佐藤 雄斗(さとうゆうと)

占いビジネスコーチとしての僕の役割

高校3年の初めての占い体験

 今でも、陰キャラ・引きこもり・自己肯定感低め。の僕ですが、占いの力をかりて、勇気の一歩を踏み出せたり、占い師の“大丈夫だから”の言葉に安心して不安がおさまったことが何度もあります。

 そんな僕が初めて“占い”を経験したのが高校3年になる直前の3月のことでした。その時の自分は、女性に全くもてない上に異性と話す事さえできてない、引っ込み思案のいわゆる典型的な“もてない・さえない・パッとしない”そんな三拍子そろった、筋金入りのおたく。

 だから、自分の事に全く自信をもてず、好きにもなれませんでした。そんな僕を見かねた母が
「すごい占い師さんがいるから一回見てもらいなさい」といって半ば強引に予約もとって、鑑定料金も払い込んでしまったのです。

 あまり乗り気ではなかった僕ですが、しぶしぶ、その占い師さんのもとを訪ねました。それが、僕が占いにふれる最初のきっかけでした。

姓名鑑定・四柱推命の占い師

 その占い師さんにあうまでは「あなたは、一生、彼女もできない」「大学も間違いなく落ちるでしょう」「運の悪さはなおりませんね」そんなネガティブなことを言わるんだろうなぁ~嫌だなぁ~。と憂鬱な気分だったことを今でも覚えています。

 僕にとってはじめての占い師さんは山下先生という、姓名鑑定と四柱推命がメインの男性の占い師さん。年齢は60歳くらい。
「よくきてくれましたね。お待ちしてました」
と、とても優しく笑顔で迎えてくれたのでとても安心したのを憶えています。そして、約1時間、山下先生の鑑定を受けました。

オタクの僕が過ごした1年

その後、どうなったかというと、、、、
・3ヵ月後に初めて彼女ができました
(お相手も男性と付き合うのが初めての少しふっくらした女性でした)
・後期のクラスの学級委員に立候補しました
(しかし、見事に落選)
・大学受験に合格
(第一志望ではなかったものの、浪人の予備校代も必要なくなったことで両親も喜んでくれました)
そんな、今までの”もてない・さえない・パッとしない”そんな三拍子そろった、筋金入りのおたく。と真逆の一年間を過ごすことができました。
 今でも、高校3年生の1年間は人生の中で一番充実していたのでは?と思うほど、僕にとって忘れられない1年です。それが、山下先生の占いのお陰かどうかわかりません。僕の生年月日や字画を通して、色々、アドバイスをいただいたのですが、正直、あまり覚えてないんです。家に帰って「なんでメモを取らないの」と母に怒られたくらいです。

「正直モテるでしょ」の的外れな一言

ただ、一つ、今でも忘れられない山下先生の一言があります。それは「雄一朗さん(僕の本名)は素晴らしい星回りで生まれてきている うらやましいなぁ〜 正直モテるでしょ」です。特に『正直モテるでしょ』の一言は今でもはっきりおぼえています。

 だって、おかしいと思いませんか?全くモテない僕に対して、モテるでしょと、的外れなことをいってるんですよ!!でも、僕は、その一言でスイッチが入って、“本当の僕はモテるんだ”といい意味の勘違いをしてしまい、根拠のない自信をもってしまったのかと思います。

 もし、その時に、山下先生に出逢ってなくても、もしかしたら、何か別のきっかけで充実した人生を送っていたかもしれません。ただ、人生が好転した、きっかけになったのは、山下先生との出会いであり、≪正直モテルでしょ≫の一言です。そして、占いって素晴らしいと実感した瞬間でした。

あの時の衝撃を多くの人に伝えたい

 高校、大学を経て、一般の会社で10年間サラリーマンをして、今の会社(株式会社フレンダム)で起業しました。その間に色々な人やご縁や経験を経て、僕自身が占いを通して得たあの時の「感動」や「衝撃」をたくさんの人に伝えていきたい!その想いがカタチになったのが、今の占いサロンミクセリアです。たくさんの素敵な占い師さんとともに、占いの魅力を伝えています。
そして、占いという素晴らしい文化を次の世代につなげることも、占いビジネスにたずさわる今の私達の役割と考えています。

 これからも最初に占いに出逢った「感動」や「衝撃」を忘れずに、占いの魅力を多くの方に伝えていきたいと思っています。

占いビジネスコーチ 
佐藤雄斗(さとうゆうと)