ペルソナいう言葉を知っている人も、初めて聞く人の方でも、『占い師版ペルソナ設定』に取り組むことによって、最強の占ブランディングの一歩を踏み出すことをできます。今回は、そんなペルソナ設定について解説します。ぜひ、最後までお読みください。
Written by 占いビジネスコーチ 佐藤雄斗
“ペルソナ”って言葉を聞いたことがありますか?
一言で言うと【一人の理想的な顧客像】となります。占い師も含めて、フリーランサーや個人事業主がお客様の年齢、性別、家族構成、勤務地、趣味などあたかも、実在するかのような「象徴的なお客様像」を設定して、その人に向けて、アプローチを考えていく方法です。
ペルソナの3つの設定方法
1.ペルソナには必ず名前をつけること。
2.どんな悩みをもっているのかがイメージ出来ること
3.ライフスタイルをできるだけ具体的に設定すること
があげられます
先生も、ブランディングセミナーや集客塾のワークで「あなたのお客様を具体的にイメージしましょう」というテーマで名前・年齢・性別・職業・年収・家族構成・世帯年収・居住地域・趣味・好きなコト・平日の過ごし方・休日の過ごし方などを設定したことがあるかもしれませんね
ただし、このような教科書通りの《象徴的なお客様像=架空の人物の設定》というペルソナ設定は占い師にはおすすめしていません。
占い師版のペルソナ設定とは?
僕がおすすめするペルソナは“過去のあなた”です。ただし、独りよがりの“過去のあなた”にならないための大事な視点があります。それは過去のあなたが抱えていた悩みです。あなたの過去を振り返って、あの時の私に会えるのであれば、「こんなアドバイスをして助けてあげたい」「今の私ならもっとうまくできるのに」そんな、何かが思い浮かんできませんか?
占い師版ペルソナ2例
例えば、ある占い師さんは元看護師さんです。看護師の時に①パワハラの悩み②転職の悩み③体調問題の悩みを抱えていました。そんな過去の自分をペルソナとしました。
また、ある占い師さんはバイセクシャルさんです。以前はバイセクシャルであることで①セクシャリティ迷子②恋愛の悩み③カミングアウトの悩みを抱えていました。そんな過去の自分をペルソナとしました。
悩み苦しんだ過去があるからこそ、お客様の痛みがわかります。つまり、過去に抱えていた同じ悩みをもったお客様にあなたは手を差し伸べることができるのです。
このことは、他の占い師には絶対に真似ができない先生だけの価値です
2つのいちごジャムの瓶があります。中身は同じです。一つはラベルに”いちごジャム”とだけ書かれている瓶です。もう一つはラベルに[軽井沢高級ホテルご用達アルプス高原産いちご100%使用]と書かれています。同じジャムでもラベルが違う事で違うものとして認識されます。
占い師の過去の自分自身
多くの人は私は一体どんなお客様を救いたいのだろう。という考えを突き詰めていくと、過去の自分自身という結論に行き当たります。そして、あなたの過去の経験が、お客様の役に立てることを実感したとき、あなたは自分の過去の出来事に意味を見出し、過去の自分に感謝し、今をより力強く歩みはじめることに繋がるはずです
最強占い師ブランディング
過去の自分が抱えていた悩みで、ペルソナ設定をすることは、前述したように、他の占い師には絶対にできない先生だけの価値です。それは占い師ブランディングとしても最強です。理由は「〇〇先生なら、私の苦しみをわかってくれるかもしれない」というお客様の共感を得られるからです。その共感はお客様にとって「弱い自分でもそのまま受け入れてもらえる」「弱い所を見せてもいい」と思える存在に出会えたことを意味します。
それは、たくさんの占い師の中から先生が選ばれることです。過去の自分が抱えていた悩みでペルソナを設定する。ぜひ、取り組んでみてください。
少しでもヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読み下さりありがとうございます
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