その他大勢の占い師の一人。にはなりたくない。すべての人の想いです。でも、実際は数少ない「代りがいない人」とその他大勢の「代りがいる人」にわかれます。その違いが”ブランディング”です。なぜ、”ブランディング”が必要なのかを解説します。ぜひ、最後までお読みください。

Written by　占いビジネスコーチ　佐藤雄斗

占い師がブランディングに取り組む理由

　突然ですが、先生の部屋に箱ティッシュ。ありますよね？そのメーカー名を先生は思い出せますか？
では、もう一つ質問です。今、先生が使っているスマートフォン。そのメーカー名は？「iphoneです」即答ですね（笑）
　箱ティッシュとiphoneの違い。
今回は、この違いを通して占い師が何故、”ブランディング”に取り組むべきなのか？を解説します。

箱ティッシュとiphoneの違い

代替え不可能性

『代替え不可能性』この言葉を聞いたことがありますか？他のものと置き換えられない事。唯一無二のかけがえのない存在であることを意味する言葉です。
　先ほどの箱ティッシュとiphoneの違いに置き換えるととても理解しやすいです。

箱ティッシュ

どれもほとんど同じで代替えが簡単にできる。だから、、、ブランド名すら覚えていない

iphone

それじゃなきゃいやだ。という代替え不可能。だから、、、ブランドを覚えている

　箱ティッシュもiphoneも、先生と同じように多くの人が毎日使っているはず。ニーズという観点からはどちらも変わりません。むしろ、ニーズとしては箱ティッシュの方が上だったりします。つまり、代替え可能なものはニーズがどれほどあっても、同じようなものにあふれた成熟市場では”選ばれないもの””価値の低いもの”になってしまうということなんです

鼻セレブと箱ティッシュの違いがブランディング

　この箱ティッシュとiphoneの違い。これは私達占い師にもあてはまります。それは「代わりがいない占い師」か「代わりはいくらでもいる占い師」の存在です。
　ちなみに”鼻セレブ”は聞いたことありますよね。同じ箱ティッシュなのに花粉症に悩む人に特化してターゲットとしたティッシュ。違いがあるから覚えてもらえます。

代わりがいない占い師→　”鼻セレブ”
代わりはいくらでもいる占い師→　”箱ティッシュ”
この違いがブランディングなのです。

占い師のブランディングとは？

先生もその他大勢の占い師の一人。にはなりたくないですよね。どうせだったら『先生に占いをお願いしたい』お客様にとってそんな占い師になりたいですよね？お客様に「〇〇先生（あなた）ではないと困る」「〇〇先生（あなた）だからお願いしたい」「〇〇先生（あなた）にしかできない」そんな代わりがいない占い師です。
　その数少ない「代わりがいない占い師」とその他大勢の「代わりがいる占い師」の天国と地獄のような違いは何か？それが「ブランディング」なのです

　代わりがいない占い師には「ブランディング」が備わっていて、代わりがいる占い師には「ブランディング」が存在しないのです。

今すぐ、ブランディングに取り組もう！

　数少ない代わりがいない占い師には「あの占い師さんといえば〇〇だよね」というブランディングができているのです。代わりがいる占い師には「どうしてもその占い師さんじゃないとダメ」というブランディングが存在しないのです。
　先生には「〇〇先生（あなた）ではないと困る」「〇〇先生（あなた）だからお願いしたい」「〇〇先生（あなた）にしかできない」といってくれるお客様はどのくらいいますか？思い浮かぶお客様が少ないのであれば、今は残念ながら”箱ティッシュ占い師”です。
　今からでも遅くはありません。”ブランディング”に取り組んで数多いる占い師の中から選ばれる占い師になりませんか？

今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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