占い師のブランディングに必ず必要な”マイストーリー”それがあることで、選ばれる占い師となり、集客で悩まされることもありません。”マイストーリー”とは何か?その作り方についてまとめました。ぜひ、最後までお読みください。
Written by 占いビジネスコーチ 佐藤雄斗
動画視聴:11分35秒
占い師のプロフィールに”マイストーリー”を
わざわざ、新幹線にのってやってきたお客様。コミュニティFMへの出演依頼。ブログの読者数がどんどん増えている等
ある占い師さんがあることをきっかけに起こり始めた”小さな奇跡”です。そのきっかけは3年前にプロフィールに”マイストーリー”を入れたことです。これからの時代はストーリーを語る事がとても大事です。ストーリーがあることで、はじめてお客様に選ばれるからです。
マイストーリーをより理解していただけるように、2つの例を紹介します
ドキュメンタリー番組
一つ目は”情熱大陸”や”プロフェショナル”などのドキュメンタリー番組。その番組の中での主人公は時に立ち止まり、うずくまり、目指すところもなく、あっちこっちにぶつかりながら、それでもただ歩き続けていく。そんな絶望や苦労、挫折を乗り越えて今を生き生きと過ごしていくまでをストーリー仕立てで紹介されます。今まで全く知らなかった人なのに興味もなかった仕事なのにそんなエピソードを知ると急に応援したくなります。先生にもにもそんな経験ありますよね!
たばこ
コンビニのハサミやホチキスを思い出して下さい。ハサミもホチキスも1種類しか置かれていません。一方でタバコは100種類以上置かれています。それはタバコの銘柄には固有のストーリーや味わいがあるからです。ある銘柄を愛飲している人にとって、その銘柄は代りがない唯一無二の存在です。
2つの例からもわかるように「私は占い師です」だけでは、誰にも気づかれず、応援もされません。もちろん、選ばれることもありません。占いの実績やプロフィールだけではなくあなたの“マイストーリー”を伝えないとお客様があなたを≪理解できない≫ないのです。数多要る占い師から≪理解できない≫占い師を選ぶ事はありません。今回は3年前にプロフィールに”克服ストーリー”を入れたことで小さな奇跡がおこりはじめたある占い師の例をお伝えしながら”ストーリー”の大切さと作り方を解説していきます。
占い師のプロフィールに入れるストーリーの3つの切り口
”ストーリー”とはいってもドキュメンタリー番組の主人公や下積みの末に花開いた演歌歌手のように波乱万丈である必要もありません。
・占い師になるまでのストーリー
(きっかけ、生い立ち、友人関係など)
・占い師になってから今までのストーリー
(挫折、苦労、克服してきたことなど)
・あなたのお陰で幸せになっていくお客様のストーリー
(お客様とのエピソード、出会い、親友になれた等)
など、それは、どんな大御所の占い師さんにも、よく雑誌で見かける有名な占い師さんにも、キャリアが先生よりも長い占い師さんにももちえないストーリーです。そのストーリーでお客様が先生を≪理解できない≫から≪理解する≫につながるのです
ある男性占い師のストーリー
ある男性占い師のストーリーをご紹介します。
こうじ先生(仮名)現在、38歳の九星気学がメインの占い師さんで2年前に結婚して、今、幸せな毎日を過ごしています。そんなこうじ先生。実は、小学生の2年生の時にひどいいじめにあっていました。そんな辛い時期にいじめにあわない為にどんなことを考えるのか?「先生や親に相談する」「強くなって仕返しする」幸いにもいじめられた経験がない人であればそんな風に考えるかもしれません。
でも、こうじ先生は、その時を振り返って「親に相談することも、仕返しすることも全く考えていませんでした。ただただ、今の辛い気持ちを聞いてくれる人が欲しかったんです。でも、そんな人もいなかったのが、とてもつらかったのです」そして、それがきっかけとなり、人間不信や対人恐怖症になって、声が出にくくなる症状がでてしまったそうです。今でも、その症状が若干残っているといいます。
そんな、こうじ先生にとっての30年前のいじめの経験。3年前まで、こうじ先生も30年前のいじめの経験を隠す必要もないけど、わざわざプロフィールに掲載しても意味がない。むしろ、読んで不快になる人もいるのでは、、、、そんな風に考えていました。そんなこうじ先生が売上や集客に苦戦する過程で”ストーリー”の大切さに気付き改めて自分に向き合う時間をもちました。
そして、『なぜ、占い師になったのか?』『占い師を通して、どんな人の役に立ちたいのか?』と自分の内面に向き合う事を通じて「同じようにいじめられて辛い思いしている人の話をきいてあげられる存在になりたい」それが、こうじ先生が占い師になった理由であることに改めて気づきました。
30年前、こうじ先生がいじめられた時に今の辛い気持ちを聞いてくれる人が欲しかった。でも誰一人いなかった。その時の想いが、今の占い師につながっているのです。
こうじ先生のいじめの経験から占い師になるまでの”ストーリー”それをプロフィールとして掲載したのが3年前。そこから、わざわざ、新幹線にのってやってきたお客様。コミュニティFMへの出演依頼。ブログの読者数がどんどん増えている等”小さな奇跡”が起こり始めたのです。
”小さな奇跡”が起こったお客様の”心の声”
『こうじ先生なら、私の苦しみをわかってくれるかもしれない』わざわざ、新幹線にのってやってきたお客様の”心の声”です
一方で『話を聞いてもらいたい。でも、バカにされそうで、、、、』『占いは好きだけど、どの占い師を選んでいいかわからない、、、』そんな悩みを抱えながら占い師を探す人も少なくありません。
でも、新幹線にのってやってきたお客様にとって「弱い自分でもそのまま受け入れてもらえる」「弱い所を見せてもいい」と思える存在に出会えたのです。
そして、そのお客様はこうじ先生は自分のことをわかってくれるはず。と感じ、大きな安心を憶えたのです。
人は何らかの不安や悩みを抱えて苦しんでいる時、同時に自分の気持ちをわかってほしいのに、誰もわかってもらえない。そんな苦しみも抱えます。
そのお客様がこうじ先生を見つけた時、少なくとも自分の気持ちをわかってほしいのに、誰もわかってもらえない。その苦しみは、『こうじ先生なら、私の苦しみをわかってくれるかもしれない』と感じた瞬間に消えたはずです。その時点でそのお客様の不安や悩みは解決していなくてもそれだけで、穏やかな気持ちになりわざわざ、新幹線にのってやってきたのです。
そこにどんな”ストーリー”をプロフィールの中に入れるのがいいのかのヒントがあります
占い師のプロフィールに入れる最適ストーリー
『先生なら、私の苦しみをわかってくれるかもしれない』そんなお客様の”心の声”につながる、先生の”ストーリー”を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?
それは≪過去の先生が抱えていた悩み≫にヒントがあります。先生の過去を振り返ってあの時の私に会えるのであれば、「こんなアドバイスをして助けてあげたい」「今の私ならもっとうまくできるのに」そんな、何かが思い浮かんできませんか?
例えば、長期の入院をしていたこと。夫婦関係の危機があったこと。大恋愛の末の大失恋など、悩み苦しんだ過去があるからこそ、お客様の痛みがわかります。つまり、過去に抱えていた同じ悩みをもったお客様に先生は手を差し伸べることができるのです。
占い師のブランディングはストーリー作りから
”ストーリー”を考える事は自分を見つめなおす大切な時間です。多くの占い師は「私は一体どんなお客様を救いたいのだろう」という考えを突き詰めていくと≪ 過去の自分自身≫という結論に行き当たります。
そして、あなたの過去の経験が、お客様の役に立てることを実感したとき、あなたは自分の過去の出来事に意味を見出し、過去の自分に感謝し、今をより力強く歩みはじめることに繋がるはずです
あなたの過去の経験が誰かの支えになれるし、心の底からの「お客様を幸せにしたい」「お客様の役に立ちたい」そんな”熱量”がお客様の前を向いて生きていく力に変えていけるのです。
そんなことをイメージしたら占い師としてもっともっと幸せを感じられませんか?先生のプロフィールをお客様が見た時に『先生なら、私の苦しみをわかってくれるかもしれない』につながるストーリーを入れませんか?次に”小さな奇跡”を起こすのは先生の番ですよ!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
占い師の為の愛され集客塾とは?
佐藤雄斗の書籍、ブログ、メルマガなどを通して占い師から反響が多かったテーマや占い師のコンサルを通して多かった相談内容を動画とブログにまとめました。
占いビジネス、起業、集客方法、売上、SNS、お客様に選ばれる方法などをわかりやすく、解説しています。愛されながら稼げる占い師になる為に必要なブランディングやマーケティングの知識も得ることができます。ぜひ、≪占い師の為の愛され集客塾≫のYouTubeチャンネルもご覧ください。
YouTubeチャンネルはコチラ