”占い師をやめたい”占い師であれば誰もが思う事。それも一度や二度ではないはずです。売上や集客が上手くいかないこと以上に、最近はお客様の理不尽な対応にそう思う占い師が増えています。占い師をやめたくなった時の立ち直り方を解説します。ぜひ、最後までお読みください。
Written by 占いビジネスコーチ 佐藤雄斗
動画視聴:9分29秒
占い師をやめたくなる理由
「しばらく、立ち直れそうにありません」「待機はお休みしようと思っています」「もう、心が折れそうです、、、」占い師さんからのこんな弱音や悩みを受けることが最近増えているんです。その多くは、売上や集客のために一生懸命取り組んできた占い師さんばかりです。
理由は
・思うような鑑定結果ではなかったという理由で、裏切られたと罵倒された。
・「一般論しか言わないのならお金の無駄です」とその場でガチャ切り
・”レビュー見て選んだのに、期待外れでした”と書き込まれる
・「ちょっと的外れで、私が聞きたいこととはズレた内容でした」と☆1つ
・無料占いの時間内で結論が出なかったら、☆ひとつにしますよ。と理不尽な脅し
そんな”非常識なお客様”が原因です
先生にも似たような経験で心が折れそうになったことはありませんか?占い師も一人の人間です。10個の好意的なコメントよりもたったひとつの否定的な意見のほうが、目立つし記憶に残ります。ついそれを10人の意見と思ってしまい凹んでしまうのです。世の終わりだ的な感覚になってしまう占い師さんも見てきました。
占い師が装備すべき”心に防水加工”とは?
このことが原因で“過剰な苦手意識”だったり“すぐに立ち直れない”だったり“自信喪失”に繋がり占いから距離をおいてしまう。そんな占い師もみてきました。
それはその占い師を必要としているお客様。その占い師だから救えるはずのお客様と出逢う可能性さえも閉ざすことにつながります。それは占い業界にとって損失といっても言い過ぎではありません。
その占い師自身も「今まで頑張ってきたしお客様の為にも続けていきたい、、、、」きっと、そう思って葛藤しているはず。今回は占い師さんが”心が折れそう”になった時の”立ち直り方”をお伝えします。
占い師をこれからも続けていく以上、”心が折れる”経験は避けられません。
だから”心が折れる”経験をしないようにする努力よりも”心が折れる”経験をしたときにすぐに立ち直ることが大事。その為に≪心に防水加工≫を装備することです。
お客様に何を言われても、何を書かれても、その場でやわらかく受け止め水滴にして弾いてしまう。そして、水滴を振落として、きれいさっぱり、気持ちを整える!それが≪心に防水加工≫を装備するイメージです。
8人の占い師の”心に防水加工”とは?
まずは、僕の周りで活躍中の人気占い師の≪心に防水加工≫その方法をご紹介しま。8人の占い師さんに『心が折れそうになったとき、どんなことをしていますか?』と質問してみました。どの占い師さんもキャリアが10年以上で今も電話、対面鑑定で活躍中の占い師さんです
・お気に入りのカモミールでホッと一息入れます
・ピラティスを始めてから、ぐらつかなくなりました。
・お風呂にお塩を入れて半身浴しています。
・お部屋でセージを焚いています。
・クラッシック音楽(エルガー威風堂々)を聞きます
・30分ほどジョギングて汗をかくとスッキリします
・愛犬のチワワの肉球のにおいをかぎます
・トンカツを食べると”負けないぞー”と闘志がわいてきます
8種8様ですね(笑)でも、決して特殊な事でもないし、誰でもできることです。でもそれが8名の占い師さんにとって≪心に防水加工≫を装備することなんですね
8人の占い師からのアドバイス
さらに話しを聞くと、、、
「お客様の言動やふるまいではなく可能性に目を向けていますその客様は気分が落ち込んでいるのでは? 辛い目にあっているからだ。とお客様を思いやる気持ちをもつようにしています。自分の感情を安定させることを優先しています」
『「この占い師はイマイチ」と批判的なコメントに心がざわつきましたが、お客様からしたら、お金を払って占いを受けた上での”感想”だからと気にしないようにしました。』
『どんなに美味しいレストランも 全ての人に受け入れられるわけじゃないように、どんないい占い師になろうと頑張ったって 全ての人から好かれるのは無理。自分の事を傷つける声ではなく 愛してくれる人たちの声に耳を傾けることを意識しています。』
『自分がディスられているのではない。ディスられているのは、占い師という役割を演じている自分。だから自分そのものではない。と言い聞かせています』
『”お客様の声”を集めたマイノートを見返しています。それを見ると”こんな私でも困っている人の力になる事ができたんだ”と改めて誰かの役に立っている事を実感して明日から頑張れるんです。』
『耳をふさぎたくなることでも、中では、自分にとって必要な厳しい指摘もあります。その時は真摯に耳を傾けます。ただ、誹謗中傷のようなものは、なんてかわいそうな人なんだ。と思うようにします』
先生にも参考になることもきっと多いと思います
そして、8人の占い師さんに共通して言える事。それは、”視点を変えて、感情を整える。”こと。出会うお客様も、そのお客様の言葉や態度も占い師が選ぶ事はできません。でも、それに対して、必要以上に落ち込むのではなく、どう捉えるか?という視点をかえて感情を整えることを優先しているんですね
占い師のストレス対策は休息
そして、もう一つ大事な事をお伝えします。
「しばらく、立ち直れそうにありません」「待機はお休みしようと思っています」「もう、心が折れそうです、、、」そんな気持ちになるときは先生のココロとカラダにも相当なストレスがかかっています。中には心身反応が出たり、動けなくなったり感情が爆発して、やっと限界だと気づいた、そんなストレス解消が苦手な占い師もいました。
どんなに疲れていても、じっと耐えて頑張ってくれているカラダをいたわりましょう。
どんなに傷ついても、じっと耐えて頑張ってくれているココロをいたわりましょう。
”疲れたから休む ”のではなく”疲れる前に休む”。休日にココロとカラダを休めることがとっても大事です。お客様の為にもあなたにとってもココロとカラダが悲鳴を上げる前に休むことも大切な仕事のうちです。
占い師が身に着けたい”レジリエンス”とは?
それでは今日のまとめです。最近、見かける事が多い”レジリエンス”という言葉をご存知ですか?「立ち直る力=レジリエンス」つまり、ストレス、不安、逆境になったとししても、レジリエンスがあることで、竹や柳がどんな強風にも枝や幹が折れないと同様に「心」が折れることなく容易に立ち直ることができるようになります。
占い師にとっても理不尽や非常識なお客様の言動や行動を現実として受け入れてそこから立ち直る、やり過ごせる。そんな「レジリエンス」を高めることがとても大事です。占い師は自分独り。だからこそ『自分を守ることができるのは他でもない自分自身』なのだから。
最後に今回、紹介した占い師さんの一人はある占いサイトの心無いレビューを見て「どんなにひどいレビューを書かれても評価が1点台でも、私はずっと先生の味方ですから」と伝えてくれたお客様がいたそうです。
心が折れそうなときは、その言葉を思い出すと頑張れるんです。と話してくれました。
あなたのことを必要としているお客様がいます、あなただから救えるお客様がいるはずです。そんなお客様の為にも『あなたの事を傷つける声ではなく あなたを愛してくれる人たちの声に耳を傾けよう』心が折れそうになった時こそ、そんなことを思い出してくださいね。
それでは、今日もお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!
占い師の為の愛され集客塾とは?
佐藤雄斗の書籍、ブログ、メルマガなどを通して占い師から反響が多かったテーマや占い師のコンサルを通して多かった相談内容を動画とブログにまとめました。
占いビジネス、起業、集客方法、売上、SNS、お客様に選ばれる方法などをわかりやすく、解説しています。愛されながら稼げる占い師になる為に必要なブランディングやマーケティングの知識も得ることができます。ぜひ、≪占い師の為の愛され集客塾≫のYouTubeチャンネルもご覧ください。
YouTubeチャンネルはコチラ