占い師が占術以外で学ぶべき必要な事が、ギューっと詰まっているのが”人生相談”です。僕が占い師にとって”最高の教科書”としておすすめしている理由とおススメの番組を紹介します。そこからの学びは集客やマネタイズのヒントにもなります。最後までお読みください。
Written by 占いビジネスコーチ 佐藤雄斗
動画視聴：12分50秒
占い師の”最高の教科書”
新聞や雑誌やラジオ等で≪人生相談≫きっと目にしたり、耳にしたこと先生もありますよね。僕も読んだり、聞くたびに「こりゃ～大変だなぁーーー」と呆れたり「いったいどうなるんだろう～～～」と心配したり「こんなこと他人に聞いてどうるすの、、、」と突っ込んだり人生生きていると、色々あるな～と改めて感じます。
この≪人生相談≫ただ、読んだり、聞くだけではなく先生自身が相談者、回答者の双方の立場となって≪人生相談≫を読むことで先生の占い師としてのスキルが上がり世界感が広がります。その意味では≪人生相談≫は占い師にとって最高の教科書といっても過言ではありません。
今回はそんな≪人生相談≫を最高の教科書として活用するためにおススメのコラム、ラジオ番組のご紹介とそこからの学び方を解説します。
占い師へのおすすめ”人生相談”2選
①日経新聞 なやみのとびら
その前に数多ある≪人生相談≫の中でおすすめは？と先生に聞かれたら僕がおすすめするのは,ひとつ目は日経新聞 なやみのとびら。毎週土曜日の朝刊に足されるプラスワン紙面にある悩みに答えるコラム＊現在は有料記事。過去の記事は無料でコチラから見れますよ 2023/4/3現在～
石田衣良さん（作家）、湯山玲子さん（著述家）、美村里江さん（女優）、中園ミホさん（脚本家）、 大石静さん（脚本家）、山田ルイ５３世さん（漫才師・作家）が回答者。人生の達人だけあって、エールを送ったり、ユーモアをまじえて厳しい指摘をしたり当たり前すぎず、励まし過ぎない。そのバランスが読んでいてとても心地よいんです。
その中でも僕のおすすめは◎中園ミホさん（脚本家）理由は“占い師”でもあるからなんです。Doctor-X 外科医・大門未知子等、ヒットドラマの脚本化である一方で占い師でもあるんです。だから、占い師視点からの回答でとっても味わい深く参考になるはずです。
②TBSラジオ ジェーン・スー生活は踊る
2つ目は②ジェーン・スー生活は踊る。TBSラジオ 月～木 11時～13時OA。12時過ぎからはじまるお悩み相談コーナー「相談は踊る」
自称「未婚のプロ」作詞家・コラムニストなど色々な肩書をもつ人気著名人ジェーン・スーさん。スーさんのような”話し方”や”聞き方””言葉選び”は≪パーフェクトな共感トーク術≫鑑定にも取り入れらるはずです
”人生相談”から占い師が学ぶべき3つの視点
日経新聞 なやみのとびらを最高の教科書にする為の３つの視点
- 〈相談者〉と〈回答者〉の双方の立場となって人生相談を読んでみる
- 回答者の文章から響いたフレーズをメモする
- もし、自分が相談されたらどんな回答をするかを考えてみる
そんな３つの視点で見ることで取り入れたい考え方、アドバイスとして鑑定で使えるフレーズを見つけたり逆に「それは違うじゃんない」といった疑問も大事な気づきです。相談者が本当に解決したいことは何なのか？今の心境は？どんな言葉をかけたら安心するのか？などを想いを馳せる事は鑑定時にお客様の心を深く読み取ることに役立つはずです。
ジェン・スー生活は踊る。を最高の教科書にする為の３つの視点
スーさんの
- 話し方
- 聞き方
- 言葉選び
スーさんのような”話し方”や”聞き方””言葉選び”をしたらきっと相談者の方は「言葉にしていないのに、気持ちを分かってくれた」と感激するはずです。相談者の言葉の裏に隠れた気持ちや考えを受け止めてスーさんが共感を言葉にして伝えているんです。うん、そうだよね、わかるよ。そんな相槌や間も絶妙でそれだけで、やさしいオーラで包まれる感じ。
あなたの占いに置き換えると、、、、途中でさえぎることなくお悩みの紹介をすべて聞き終えてから「それはつらかったですね」「ちゃんと向き合っていらっしゃいますね」とまずは、しっかり受け止める。
そして、アドバイスを伝える時は上からでも下からでもないフラットな目線。「今からいう事をよく聞いて」そんな押しつけがましさもなく、時に「あなたがもうちょっとしっかりしないと」「距離をとって冷静に」「それはあなたの甘えです」そんな耳の痛い言葉も思いやりをもって伝え、その後の「ちょっと寂しかったのかな」「頭ではわかっていてもなかなかできないのよね」そんなフォローも忘れない。また、DVや精神疾患なども想定される場合は自分の意見だけではなく、プロの専門機関もありますからそこにも相談してみたら。と第三者の視点も提案。そんな寄り添う占い師のお手本をスーさんの”話し方”や”聞き方””言葉選び”から学ぶことができます
占い師の学び＝お客様への貢献
先生の”話し方”や”聞き方”は自己採点で点数をつけるとしたら何点ですか？僕の周りの占い師さんにこの質問をすると、、、、「正直、自信ありません」「考えたことありません」「60点くらいですかね～」そんな曖昧な返事がほとんどです。少なくとも自信があります。100点です。と答える占い師さんは皆無です。書店にいくと”話し方”や”聞き方”の本はたくさん並んでいます。もちろん本を通して得られることもたくさんあります。でも、実際、お手本になる人がいてその人の話し方や、間の取り方、言葉選びなど、学ぶことができたら、先生の鑑定の品質をもっと上げることができます。それは、よりお客様に貢献することにもつながります。
今回、僕は①日経新聞 なやみのとびら②ジェーン・スー生活は踊るをおすすめの”人生相談”としてご紹介しました。それ以外にも、たくさんありますので、ぜひ、先生の≪お手本≫を見つけて日々の鑑定に役立ててくださいね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに！！！
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