Written by　占いビジネスコーチ　佐藤雄斗

　占い中のお客様の沈黙。苦手な占い師も少なくありません。その沈黙の時間中のお客様にどう向き合うのか？その向き合い方でお客様はリピーターやファンになっていきます。お客様の沈黙を占い師の好感度につなげるコツを解説します。ぜひ、最後までお読みください。

動画視聴：4分39秒

占い師とお客様の間の沈黙

　先生も経験ありますよね。僕の周りの占い師さんも「鑑定中の沈黙。その空気が耐えられないんです」とか「沈黙があると、占いに満足していないのかと不安になります」とか「とにかく沈黙が苦手です」など、鑑定中の不意に起こるお客様の沈黙に多くの占い師さんは、耐えられなかったり、不安になったり、苦手意識を感じています。先生もきっと同じような経験があるのかなぁ～と思います。そんなお客様の沈黙を先生の好感度につなげる為の考え方について、解説していきます。

占い師の対応次第で失望に！？

　お客様にとって沈黙は、お客様ご自身のことを真剣に考えたり何らかの葛藤が高まっている時間です。一方で電話鑑定でもおなじみの1分200円など分刻みで課金される鑑定もありますので、沈黙の時間＝料金に加算されてしまうもったいない時間。だから避けたい時間でもあります。例えるとタクシーに乗って目的地に近づくとメータが上がる前に降りたい。という気持ちと似ているかもしれません。

　そんな時に、先生がその沈黙に耐えられず、安易な慰めの言葉でつないでしまうと「あ～　この人はわかってもらえないんだ～」と失望につながってしまいます。沈黙の扱いは本当に難しいんですよね

安心させる占い師の一言とは？

　そんな沈黙を安心に変える効果的な一言があるんです。それは「好きなだけ時間を使ってゆっくり考えてください。それまで黙ってますから。」そんなメッセージをお客様にかけてあげるんです。一度、このメッセージを伝えておくと、お客様と先生の間に沈黙はどう使われるべきかの合意ができます。その合意で変な緊張感がなくなり、安心感になるのです。ただし、お客様にとって沈黙の時間＝料金に加算されてしまうもったいない時間は解消されたわけではありません。何かもう一工夫必要です先生だったらどうしますか？

天使が通りましたね！

～ちょっと一息～
その答えの前にこの沈黙に関する雑談を披露させてください。フランスではふとした拍子に会話が途切れる時「天使が通ったね」と表現します。鑑定中のふとした沈黙を天使のオラクルカードを使用している占い師さんであれば「天使が通りましたね」はピッタリの表現です。また、神様カードを使用している占い師さんであれば「神様が通ったね」もなかなか粋ですよね！

占い師の寄り添う気持ちが伝わるフレーズ

　では、最後に先ほどの答えとまとめです。
お客様の沈黙に対して安心・信頼・好感度も含まれた”最強フレーズ”とは？
それは、「〇〇様の為に15分は余分に時間を確保しているので必要であれば遠慮なく、時間を使ってゆっくり考えてください。」それまで黙ってますから。
　そんなメッセージをお客様に伝えるのです。もちろん15分は無料のサービスです。お客様の沈黙の時間の最中は、あなたは「今、どんなことを考えているんだろう」とお客様に想いを馳せてみて下さい。よりお客様を愛おしく感じるはずです。

　最後に沈黙を避けるのではなく、上手に付き合う事で先生がお客様に寄り添い、大切に想う気持ちを伝える事もできるのです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
それでは、今日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに！！！

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